ペコちゃんの歴史 ペコちゃんのこれまでの歴史を紹介

ミルキー&ペコ TOP 〉 ペコちゃんの歴史

初期1950年~1970年代
張り子のペコちゃん人形
初代ペコちゃん人形は、なんと、紙の張り子でした。
ぺろりと舌を出した愛嬌のある顔と、
ゆらゆらゆれる頭がかわいくて、一躍人気者に。
でも人気者ゆえ、さわられたり、たたかれたりして、
お手入れが大変だったのも事実。
傷んだ顔の部分の紙を張り替える修理を繰り返すうちに、
少しずつペコちゃんの顔が変わってしまうこともしばしば…。
流行に敏感!ロイヤルブームも取り入れた
当時から、季節感のあるファッショナブルな服を
着こなしていたペコちゃん。
実は、着せ替えはもちろん、服のデザインや縫製も、
すべて不二家の人形課のスタッフが行っていました。
季節の装いだけでなく、
時代を反映するようなファッションも、柔軟に取り入れています。
例えば、天皇陛下のご成婚ブームにわいていた1958年ごろには、
若き日の美智子様のファッションにあやかって、
テニスウエアを披露したこともありました。
店の外でも大活躍
社会的な活動にも参加するようになっていくペコちゃん。
その活躍の場は、不二家の店内だけにとどまらず、
親善大使として海を渡るなど、どんどん広がっていきます。
南極観測隊と一緒に昭和基地までお供したことも! 
隊員のみなさんが「ペコちゃんの頭をポンとなでて一息ついていた」という記録も残っているんですよ。
子供も大人もペコちゃんの愛らしい表情にほっとする…、
今でいう“癒し”の先がけ的な存在だったことがわかるエピソードですね。
テレビや雑誌にも登場
まだ白黒放送だった時代からテレビにも登場していたぺコちゃん。
童話歌手として人気絶頂だったタレントが、
ペコちゃん人形をポンとたたいて「また来るわ」とあいさつするCMがオンエアされました。
その影響もあってか、ペコちゃん人形を見かけると、
さわらずにはいられない子供がますます増えていきました。
さらに、子供たちのアイドルとなったペコちゃんは、
雑誌のモデルとしても活躍。
ペコちゃんがキャラクターになった子供向け雑誌、
その名も「ペコちゃん」(少年画報社)。
毎回、さまざまな表情のペコちゃんが表紙を飾っていました。
紙からプラスチック製に
1950年代後半、不二家の店舗の数が増えていったころから、
ペコちゃん人形は、紙からビニールやプラスチックに変わっていきます。
それでも、ペコちゃんの “ゆらゆら”を見たいがために、
さわる子供は増える一方でした。
そんなブームが続く中、
頭をなでるとペコちゃんがお話しをする「おしゃべりペコちゃん人形」が登場。店頭用に作られたもので、体長は台を含めて97cm。
頭部のセンサーが付いていて、さわると作動する仕組み。
ポケットに両手を入れてたスタイルが特徴的です。
定番のオーバーオール
今でも定番服となっているオーバーオール。
1960年代前半ごろまでのオーバーオールは、今とは違っています。右足のすそ部分に「ペコちゃん」の文字が書かれていて、
胸元には不二家の企業マークであるFマークが付いた人形が多くありました。
ちなみにこのFマークは、1961年に戦後のアメリカを代表する
デザイナー、レイモンド・ローウィがデザインしたもの! 
ズボンのラインは今より太めで、ダボンとした感じ。
1970年代に入ると、スリムなラインに変わっていきます。
ちなみにオーバーオールの肩ひもは、背中でX字に交差していると思われがちですが、実はV字になっています。
キリッとした瞳
目がちょっぴりつりあがっています。
今の愛らしさとはひと味違う、別のツボにはまってしまいそうな、
なんともクセになるかわいらしさ。
外国の女の子など様々なものを参考にしたことから、
瞳がブルーのペコちゃんもいました。
卓上マスコット
卓上人形もいろいろなバージョンがあります。
ほとんどがソフトビニール製。
1950年代からあるオーバーオールスタイルの首ふりペコちゃんをはじめ、1960年代に入ると、
ホテルウーマン風やスーパーマン風など、ファッションのバリエーションも増えてきます。
「じゃんけんペコちゃん」という、ゲームができるタイプの卓上マスコットも。
グー、チョキ、パーのボタンを押すと、モニター画面でじゃんけんができます。
いろいろなペコちゃんが存在する時代
実はこの時代、ペコちゃんの描き方に特に決まりがありませんでした。だから、イラストも人形も、いろいろなテイストのペコちゃんが存在していたんです。短くそろったまえがみ、リボン、舌を出している…といったポイントはほぼ共通しているものの、大人っぽいものから子供っぽいものまでさまざま。
当時はまだ、ペコちゃんの年齢が6歳とは決まっていなかったため、
ヨチヨチ歩きの赤ちゃんバージョンなどもありました。
当時人気だった商品の一つ、キャンディーが入ったブリキの車。
そこに描かれているペコちゃんとポコちゃんも、今とは全く違う表情をしています。
中期1980年~1990年代
ペコマニュアル
1980年代のペコちゃんニュースといえば、
不二家社内で「ペコマニュアル」が出来たこと。
基本となるペコちゃんの表情やポーズなどが定められている
ルールブックができたわけです。
これは、今でも不二家の超重要機密書類!
時代に合わせて少しずつ変更が重ねられていますが、
今も大切に保管され、これからも守られ続けていくものです。
大人も巻き込んだペコちゃんブーム到来
1981年ごろのキャラクターブームで、改めて注目を集めるようになったペコちゃんは、女の子たちが持つ小物にも顔を見せるようになります。と同時に、フィギュア文化が生まれ始めたこの時代は、子供だけでなく、大人のファンも拡大。そんな風潮を受けて、1991年には、クリスマスケーキの予約特典として、クリスマスイヤープレートが登場。世代の垣根を超えてファン層が広がっていきました。
1990年代の大きな変更ポイント
1990年代になると、
ペコちゃんイラストの基本コスチュームが
ピンクのサスベンダースカートに変更になります。
1995年には、ペコちゃんとポコちゃんのお友達である、
新たなキャラクター「Dog」が誕生しました。
食玩ブームの先がけ
1990年代後半、手のひらサイズのペコちゃんのマスコットが
おまけとして付いてくるチョコレートを発売。これが爆発的なブームになり、商品が足りなくなる事態になるほどでした。
これが有名な“ミニミニペコちゃん”です。
第一弾は「世界のペコポコ人形」シリーズ(1999年発売)。
ハワイのフラダンス、メキシカンファッション、イギリスの兵隊さんの制服、日本の着物など、世界の衣装をまとったペコちゃん人形が10種類と、さらにもう1つ、ひみつアイテムとして、ウェディングドレス姿のペコちゃんも用意されていました。同じ年に発売された第二弾は「ハッピー記念日」シリーズで、ハロウィン、誕生日、お雛さまなど、全14種類。
立体登録商標第1号
1998年、ペコちゃんとポコちゃんが
立体登録商標第1号に認定されました。
当時の新聞記事によると、
特許庁が立体商標として日本で最初に認めた
5つのキャラクターの1つとして記載されています。
無断借用した場合、損害賠償の対象となり、
刑事罰も適用されます。
これでペコちゃんとポコちゃんの肖像権を、
法律でより手厚く守ることができるようになりました
後期2000年~現在
50周年着物ドール
ペコちゃん誕生50周年を迎えた2000年には、
キャンペーン景品として華やかな晴れ着姿の
ペコちゃんがお目見え。
正絹一越友禅の赤い着物が美しい「茜(あかね)」、
淡紅色の着物がかわいらしい「曙」、白地に小花柄の「雅」など、
どれも本格的な装い。着物、帯、帯あげはもちろん、
扇子や巾着まで上質な素材が使われています。
21世紀の変化ポイント
1998年から製作されている首ふりタイプのペコちゃんですが、
2006年から瞳の感じが少し変わっています。
白い切り込みの入った通称「ギザ目」に変わりました。
また、90年代にサスペンダースカートに変更された
基本コスチュームが、2007年にマイナーチェンジ。
昔なつかしい赤のオーバーオール姿が復活しました。
オリジナルフィギュアが続々
2001年には“ハッピーバースデートゥーユー”に合わせて踊る
タキシード姿の「ダンシングペコちゃん」が登場。
不二家レストランで誕生パーティーをするときにときどき登場しました。2002年には、リュックサックに録音機能が付いた
「メッセージペコちゃん」がブレイク。
2003年発売の「ミルキー文具」は、はさみ、定規、ホッチキス、テープ、コンパスなど12アイテムがそろう人気シリーズ。2006年には、丸山敬太氏プロデュースのオリジナルドレスを着たペコちゃんフィギュアが作られました。これからも、さまざまなペコちゃんグッズが登場しますのでお楽しみに!
このページの先頭へ